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福島原発風評被害とヒロシマ

福島原発関連からの風評被害が出始めたことを受けて
伝えたい事があります。いろいろ書きたい事もありますが
ヒロシマ原爆で被曝した両親のことに絞り込んで書きます。


私は広島市出身でいわゆる被曝二世です。

原爆投下時、20代と若かった私の両親は爆心地から1.8Kmという
とても近い(静岡市でいうと静岡駅と浅間神社くらいの距離)
楠木町という場所で父、母、一歳の兄の3人は被爆しました。
hiroshima

爆心地との間に大きな建物があったおかげで
爆風の被害も少なめになり家屋は損壊こそしましたが幸いなことに大きな外傷も
ありませんでした。
この距離での生存者はかなり少なく奇跡的な状況のようです。

ですが 当然、被曝した放射線量はかなりのものであったと思われます。
(直後のヒロシマがどのくらいの数値だったのか。今、頻繁に報道されている
シーベルト単位で調べようとしたのだが的確な情報に巡り会えなかった。)

母と兄は郊外に疎開しましたが、憲兵であった父は被曝直後から2週間程度
市内を歩き回るという状態にありました。

当時は放射能そのものの概念がほとんどありませんでしたから防護する考えも装備もなし。
思えば最悪の職務です。
当然、放射性物質はさらに蓄積され、さらに食事からの被曝もあったでしょう。

さほど遠くない距離で疎開した母、兄も同様と思われます。

赤ん坊であった兄は残念ながら3ヶ月後に亡くなりました。
混乱の中で被爆と死因の因果関係はわからずということになっています。

が、父は晩年を除いて、すこぶる健康で一生懸命に家族を守って82歳で亡く
なりました。母は90歳の今も元気に過ごしています。
両親の場合は特殊で幸運な例であるかもしれませんが同様の体験をしながら健康で
長生きをした人、している人はたくさんいらっしゃいます。

そんなことで私はいま、こうして存在している訳です。
私もいままで病気らしい病気を一度もしていません。私の子供もとても健康です。
次兄とその家族も同様です。

当時ヒロシマには75年の間、草木も生えないだろうと言われていたのですが
現在の広島はご存知の通りです。

予断はゆるしませんが福島の今の状況は当時のヒロシマと比べる
ようなものではないでしょう。ましてや日本全土に深刻な放射能汚染
が広がることはないでしょう。


適当な楽観を押し付けるつもりではありませんが

人間も自然の浄化作用も意外に頑丈です。


福島原発関連の風評被害を広げてはいけません。実体も根拠もない
情報に惑わされてはいけません。

放射能汚染は恐怖ですが過敏に反応しないよう冷静に対応しましょう。
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貴重なご意見ですね!

これは実に貴重で勇気付けられる話ですね!
東北の方々の不安やご苦労ははかり知れませんが、
みんなで盛り上げていきたいですね。
まずは経済活動を止めないためにも自粛はやめて
むしろ積極的に様々なことに取り組みたいです。

事実

ジロちゃん。

そうなんだよね。不安な気持ちにどうしてもなりがちでしたが
オヤジのこと。ヒロシマ、ナガサキの復興のことを考えたら気持ちが上がってきた。

それでこの事実を読んでもらいと書いた。


なにも物理的な被害を受けていない地域の我々が
状況以上に悲観して、苦しみを広げるようなことは
絶対にしてはイカンですよね。

意味のない自粛もマイナス作用でしかない。

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